筋トレと有酸素運動を行う事で健康的に筋肉をつけつつ痩せられるということを聞いたことはありませんか?
確かに筋トレと有酸素運動を交互に行う事で双方の効果を発揮することは出来ますが、そもそも有酸素運動を行う必要があるのでしょうか?
ようこそ、我が同志よ。
私も有酸素運動を初めて聞いた時は「低負荷で長時間とか面倒くさいし楽しくない」と思ってその時間を普通に筋トレにあてていた事がありますが、結果としては非常の良い判断だったと今では思います。
筋トレの目的によっては有酸素運動はしなくていい。
そう、目的によって有酸素運動が余計な運動になる場合もあるので、べつにしなくてもいいという事です。
ではなぜ有酸素運動をしなくてもいいのかをここでお話ししましょう。
筋肥大が目的なら筋トレをして有酸素運動しない!

筋トレをする際の理由は、健康のため、スポーツで良い結果を出すため等、考えればいくらでもありますがその目的大きく2種類で、ダイエットのために痩せるか筋肉をつけたくて鍛えるかということです。
そのため、まずは筋トレと有酸素運動にはどのような目的と効果があるのかからお話ししていきましょう。
筋トレは無酸素運動とも呼ばれる運動で、主に筋肉を鍛える事が目的であるため、短時間に大きな力を発揮する運動を主に行う事で筋肥大しやすい速筋と呼ばれる筋肉に刺激を与える事が重要。
筋トレによる効果は筋肥大は勿論、運動のよるカロリーの消費、さらに筋肉痛が発生した際には代謝の向上で更にカロリーを消費させられるため、実は食事のバランスによってはダイエットにも効果があります。
そのため、ダイエットには筋トレがいいと言われる事もありますが、話がそれるためそのお話はまたの機会に。
有酸素運動は主に脂肪燃焼によるダイエットが目的の運動で、低負荷で20分以上の長時間運動を続ける事でその効果を発揮してきます。
有酸素運動を行う事で血行が促進されるので、実は筋肉痛時に行う事で筋肉痛の回復を早める効果があり、筋肉痛時は平常時より代謝が高まっているのでより効率的な脂肪燃焼効果が期待されるのです。
しかし、有酸素運動を長時間続けることで血液中の糖が枯渇していき、身体は対策として筋肉を分解してエネルギーを生産しようとします。
そして、有酸素運動では筋肉が鍛えられないため長時間続けるほどに筋肉が減っていくという大惨事にもなりかねないのも事実。
つまり、筋トレをの目的が筋肥大である場合は有酸素運動を行うメリットが筋肉痛の回復を早めること以外にないのです。
そのため、わざわざ有酸素運動をする必要はないので、筋トレに注力すべきと言えるのです。
目的に応じて有酸素運動は取り入れるべき!

先ほどお話しした通り、筋トレをする理由は筋肉をつけるかダイエットをしたいかの大きく2つがある。
筋肉をつけることが目的であるならば、筋肥大することもなく、長時間行う事で脂肪燃と一緒に筋肉まで減らしてしまう有酸素運動をする意味はほとんどありません。
しかしダイエットを筋トレの目的とする場合、有酸素運動は取り入れる方が良いでしょう。
筋トレでもカロリーの消費は十分に行えるのですが、有酸素運動と筋トレの最も大きな違いは負荷の大きさ。
筋トレは筋肥大を目指すため、かなりの高負荷で筋肉を限界まで追い込むことを求められますが、高負荷のトレーニングで限界まで筋肉を限界まで追い込むというのは決して誰にでも行えるものではありません。
「辛い」「しんどい」「このくらいでいいんじゃないか」といった言葉が追い込めば追い込むほどに脳内に浮かんでくるので、「あと一回」を延々と繰り返して限界まで到達する精神力は万人の有するものではありませんよね。
しかし、有酸素運動は低負荷を長時間続けるものなので、30分間のウォーキングやジョギングといった運動を息が切れない程度に行えばいい。
そして徐々に体力がついてきたらその強度を少しずつ上げればいいので、比較的誰にでも続けやすいというのが非常に大きなメリットなのです。
重要なのは継続です。
あなたの目的に応じた運動を継続することで、望んだ結果につながるので、まずはどうなりたいか、何を求めるのかをしっかりと見つめましょう。
まとめ

筋肥大が目的ならば有酸素運動はしなくていい。
有酸素運動には筋肥大の効果が無く、長時間行うことで脂肪と共に筋肉まで減らしてしまうので、まず筋肉をつけたいと思っているならば間違いなくしなくていい事です。
唯一行っても良いタイミングがあるとすれば、筋肉痛時のみ。
筋肉痛の回復には血行の促進が効果的なので、有酸素運動を血行促進の効果を利用して回復を早める場合は効果的です。
重要なのは目的に応じた運動を継続する事。
あなたが筋肥大を目的とするならば、まずは筋肥大させるための運動に時間と集中力を投下しましょう。
大丈夫です。これを読んでいるあなたなら出来ますよ。
共に細マッチョを目指して邁進しましょう!
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